2025年10月11日(土)、葵小学校会議室に集合し、「令和7年度葵学区防災訓練」を実施しましたので、ご報告いたします。
今回の参加者は、各町内の区政協力委員と各団体の長、合わせて約30名です。

8時半に、葵小会議室に集合し、災害対策委員長の挨拶から始まりました。

今回の協力はもちろん東区総務課役所防災担当の職員の方々と消防署の職員の皆さまです。
また、VR起震車体験の協力会社であるトヨタカローラ愛知株式会社、そして、メニコン株式会社の地域恋県担当者のご紹介がありました。

そして、川島葵学区連絡協議会会長からの挨拶です。

さあ、本日の訓練が始まります。
まず初めに15分程度のDVD「避難所運営に関する動画」を皆さんで視聴しました。
「避難所マニュアル」の初動からレイアウトづくり、避難者の受付、運営側の班別組織の仕事についてなど、避難所運営のイロハに該当する内容のもので、具体的にどうするかがわかりやすく作成されていました。

DVDを視聴したのち、3つの班に分かれて、本日のミッションである以下の3つの訓練を30分ずつ時間をとって、順々に進めていきました。
①初動対応レクチャー
②防災備蓄倉庫確認
③VR起震車体験
の3つのミッションです。
それでは、1つずつご報告いたします。
まずは、「①初動対応レクチャー」です。会議室で行いました。講師は東区役所総務課職員さんです。

「避難所マニュアル」という分厚い冊子を基に、避難所開設は誰がするのか?開設後の初動対応は誰が何をどうするのか?という説明を受けました。

避難所開設は、水害時と地震発災時では少し異なります。水害時は、あらかじめ「高齢者等避難」が発表されれば、避難所は開設されます。

地震の場合は、発災したらまずは「指定緊急避難場所」例えば、学校のグランドに避難します。土日で学校の門が閉めてあるときは、地域の担当者が門のカギを開けてくれますが、避難所になる体育館などはまだ空いておりません。
その後、指定避難所になる体育館のカギを持っている担当者が開錠し、まずは、体育館に危険個所がないかを確認し、安全確認ができたところで初期対応として、避難所のスペースや通路などをレイアウトしてから、受付体制を整えます。その時初めて、受付をしてから体育館に入ることができます。
ここで、避難所になる会場の衛生を確保するため土足は禁止になりますので、くつを脱いで入ってください。

その後の避難所運営は、避難された方々で運営をしていきます。
ポイントは、まずはトイレを衛生的に使えるように、水が流れるかどうかの確認や、水が流れなければ使用中止にして、簡易パック式トイレの設備をします。そして、快適に使えるようなルール作りや掃除当番を決めて、使用する流れを作り周知します。
ここが、すごく大切なところなんです。
気持ちよくトイレを使うことで避難所生活が少しでも快適になるということと、感染症対策にもなるからです。
もう1つ、とても大切なポイントがあります。避難所では、今までの被災地から報告があったように、女性や子どもへのいたずらや性的被害がありました。そういったことへの対策を考えて運営を行います。たとえば、外に設営するトイレの夜間にはライトをつけるとか。子どもは一人でトイレにはいかせない。着替え場所の確保や授乳場所の確保。そして、見回りを行うことなど、いろいろな対策をすることが必要になってきます。
組織体制も考えます。
まずは、「総務班」「施設班」「救護班」の設置と男女含めた担当者を募るということ。
そして、「食料班」「物資班」を加え、こちらも男女含めた担当者を募り、この班が連携して運営を進めていきます。

では、この運営マニュアルはどこにあるのかと言うと、備蓄倉庫の中にありますので是非覚えておいてください。なお、事前に読んでおきたいという方は、名古屋市のHPにPDFがありますので、リンクを貼っておきます。
名古屋市避難所マニュアルはこちら→https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000045322.html
概要版はこちら→https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000045/45322/gaiyo_R706.pdf
2つ目は「②防災備蓄倉庫確認」です。
備蓄倉庫は、葵小学校東門から入った左側の建物にあります。


ここに「避難所運営マニュアル」がおいてあります。

そして、実は食料品の倉庫がもう1つあります。それは、東門を入りすぐ左側に入っていただくと小さな倉庫があります。

ここに、α化米や水が入っております。

次に、倉庫に入っている、カセット式ガスボンベ発電機の使い方を習いました。

1 カセットを取り付け、レバーを「固定」に。

2 「運転」にチャンネルを回します

3 ひもを引っ張ると発電します

4 コンセント口は4にあります

カセットボンベ2個で約3時間持つそうですが、ガスが無くなると止まります。
ガスボンベの取替は、必ず、2のチャンネルを「中止」にして、1のレバーを「解除」にしてからカセットを交換します。交換したら、もう一度1から4の手順で発電します。
次は、簡易パックトイレの使い方です。

1 黒いビニール袋をひっかけ、もう1枚は、「ようを足す」用にひっかけます。便座を戻して、用を足します。凝固剤をまいて固まるのを待って閉じます。


1人分で閉じてもいいですが、たくさんの利用者がいる場合は、その上に新聞を置いて、次の人が用を足す。3から4人ほど使ったらビニール袋を閉じて、ゴミとして出すという使い方をしてもいいと思います。

凝固剤と袋はセットで売っていますので、在宅でも1日7回×人数分×7日分の数だけ購入しておいてもいいと思います。いえ、是非購入しておいてください。
3つ目は、「③VR起震車体験」です。


今までは、揺れを体験するだけでしたが、トヨタカローラ愛知さんの協力のもと、VRにて、視覚的にも体験ができるようになりました。
「台所で」、「道を歩いていて」、そして、子どもさん向けには「教室で」、という3つのパターンが用意されていました。


震度6強の揺れを体験し、思わず叫び声が出てしまいました。

この3つのミッションをクリアーして、「防災訓練」は10時半にて終了いたしました。
参加されました区政協力委員の皆様、各団体の長の皆様、お疲れさまでした。
そして、
10時半から11時半までは、地域の方に呼びかけをして、VR起震車体験をしていただきました。
少し小雨もふりましたが、無事に訓練と体験を終えることができました。
ご協力いただきました、東区役所総務課、東消防署、トヨタカローラ愛知株式会社、メニコン株式会社の皆様、ありがとうございました。
よき体験ができたと思います。この体験を多くの方と共有することが次の段階になると思いますので、このHPでも報告という形で、多くの方にお伝え出来たら幸いです。





