2025年3月17日(月)
いわゆる「寒の戻り」、3月も半ばだというのに風が冷たい日でしたが、多くの初めて参加された方々を含む17組の親子の皆さんにおいでいただき、和やかに過ごしました。
来年度子育てサロンの打ち合わせにおいでになった葵学区担当保健師さんに、せっかくなので冒頭にご挨拶いただきました。この1年間に葵学区内では135名の赤ちゃんが誕生して、これは東区の9学区の中でダントツのトップで、学区によっては1桁台のところもあるそうです
今回のテーマ「地域防災」に沿って、まずは今日の試食のために用意した非常食を皆さんにご覧いただきながら説明をしました。災害時用ストックとして販売されているアルファ米だけでなくふつうのカップラーメンも、時間をかければお湯ではなく水でも戻すことができます。災害時はお湯を沸かすことはできないかもしれないけれど、それでも水さえあればなんとかなります。
説明が終わって調理をしている間に、学区事情を交えた防災の話をしました。
今、葵学区には1万1千人をはるかに超す人が住んでいますが、メインの避難所である葵小学校の体育館をパーソナルスペース・1m×2mで区切ると約150名分にしかなりません。
焼け出された等で無理なら避難所に身を寄せるようですが、そうでなければ自宅避難が現実的で、自宅内での食料や水などのストックがとても大事になってきます。
さて、避難所の運営は誰がやっていると思いますか?区役所の人は誰も来られません。避難所は自治会が運営にあたります。葵小では自治会毎に受付が作られますから、自治会に加入していなくても自分が住む地域の自治会名くらいは覚えておかないと受付にきて迷子になってしまいます。
自治会に加入していない人が大半でしたので、自治会の区域が図示された地図を皆さんにお配りしました。
話をしている間に非常食の調理が済み、試食会をしました。乾パン改めビスケットも意外とおいしいとの声あり。今日の回が、各ご家庭で、お子さんたちの好みの非常食を見つけて、大人の分も含めて「ローリングストック」していただけるきっかけになりますように。
次回子育てサロンは4月21日(月)午前10時30分~、場所は同じく葵コミュティセンターです。